レ・マイヨMのホイール組み直し

昨日、自宅用に購入(ウエムラパーツ)してきた振れ取り台は、実はホイールの組み直しをするためのものだったのです。

ホイールを組み直すので、事前に、このFormulaとかいうメーカーのハブの情報を調べていたんですが、全く情報が無いので、仕方なくハブを実測しました。 といっても、ホイールを分解してハブを取り出さないと正確な計測が出来ないので、およその勘で測定です(^_^;) そこで判明したのは、

たぶんシマノのハブと同じだろう。多分・・・

ということだけ。

というわけで、本日はシルベストサイクル住之江店に赴き、105の前後ハブを購入してこようと思ったのですが、105は品切れになっていました。せっかくハブを交換するで、出来るだけ良いのが欲しいと思って、ULTEGRAのハブを購入。店員さんにホイール組みの難しさを説明されて、ちょっと不安になる。
ちなみに、レ・マイヨのハブは、前後ともスポーク穴は32ホールです。なので、今回購入したのも同じホール数の物です。

今まで触れてませんが、ホイールの手組みは初めてです。
基本的にこういうチャレンジは、行き当たりばったりで楽しむのがおもしろい。

購入後、はやる気持ちを抑えて帰宅。そして開封

これがULTEGRAのハブかぁ〜。手に取ってみると、ずっしりと重い。 うーん高級な感じがするなぁと思っていたが、よく考えると、高いんだからもっと軽くしろよな、なんて思いました。



そうそう、ホイール組み工程の写真を撮ろうと思っていたんですけど、夢中になりすぎて忘れてました。 今回はフロントのみなので、週末のリアの作業はきちんと写真とってアップします。

まずは、現状のホイールの確認。 組み方なんて知らないド素人なので、事前に写真を撮っておいて、同じように組むだけです。

このホイールの写真は分解前のもの(ほんとはもっと解像度の高い写真)です。 作業中はこの写真だけをみてました。

分解するときに、スポークのテンションの目安になると思って、何回ニップルを回せばスポークが外れるのかをカウントしたのですが、よく考えると全く意味がないような気がして、やめました。

分解が終わると、にっくきFormulaハブを睨みつけた後、笑顔でULTEGRAハブを手にとり、ハブ(フリンジ)穴にスポークをどんどん差し込んで行きます。 もちろん分解前の写真を参考にして。
このとき気がついたのは、ハブ(フリンジ)穴は、左右で半分ずれて穴が開いているということ。例えば左の2つのハブ穴の中間点の位置に、右のハブ穴が1つ開いています。 スポークを全部通した後に、このことに気づいて、写真と比較すると片側が1穴ずれてスポークを差し込んでいたので、片側を1回やり直しました。

この後は、スポークをリム穴に通してニップルを軽く回して仮組みしたんですが、これが一番苦労しました。
スポークがブランブランと好きなところに移動してしまうので、気がつくと取り出せないようなところにスポークが入り込んでいることがしばしばあり、またスポークが短いので、しならせて移動させるということが難しい。リムの内側の山を越えて、反対側にスポークを持ってくるのが非常に大変でした。

そんなこんなで仮組みがやっと完了し、全体的に締め上げて行きました。

この後、横振れ→縦振れ→横振れ→縦振れ→センター出し→横振れ→センター出し。などという作業が延々と続きました。
この作業は自転車屋で盗み見をして、やり方は大体理解していて、根気よくやれば簡単です。 でも早めに振れを取らないとどんどんスポークのテンションが上がって行くので、だんだんと怖くなってきます。(振れ取り台の説明書には、ニップルを緩めるとこは厳禁!!! ネジ山が壊れるぞ!!などと警告があるため、ニップルを絞めることしか出来ない。 本当はどうなのか知らないけど)

そうそう、振れ取り台の説明書の警告の書き方におもしろい表現があって、

「リムの振れ取りは少しずつ進めて行かなければなりません。さもないとホイール全体のテンションバランスが完全に崩れてしまいます。」

なんて書かれてるので、ビビったり笑ったりしながら、楽しく作業を進められました。

昼の1時過ぎから始めて、夕方の5時前には完了。4時間も掛かってしまいましたが、初めてにしては、大体納得のいく物になったと思います。

初乗りは明日になるので、本当に大丈夫か不安ですが・・・


にっくきFormulaハブの残骸↓

ベアリングの精度が悪いのか、ゴリゴリです。


追記
ちなみに一度乗った後、再度振れ取りをする予定です。