通勤時の出来事

 僕は朝の6時半くらいに家を出て、自転車通勤をしているのですが、これは交通量の少ない間に車道を通勤道として使うためです。
 7時くらいになると日が昇ってきて、だいぶん明るくなってくるのですが、そんな今日の通勤時、初めて出会うツーキニストらしき人に遭遇しました。
 今日は何パターンかあるうちの、ヘタれルート(つまり歩道が多い)で通勤したのですが、僕が歩道で信号待ちしていたとき、後ろから自転車のフリーの音が・・・ その時ちょうど前方の信号が青に変わったのですが、後ろから迫っている自転車を先に行かして、後から自分が着いていこうと思いました。
 しばらく待って、後方から来た自転車が横を通り過ぎるのを確認しようと、首をひねって横を見たとき・・・・

 「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!

 ロードかクロスかわからないのですが、僕より10歳ほど年上の男性の方が、普段着っぽい格好で、ドロップの下ハンを持って歩道を走行し、僕の横を抜き去りました。
 しばらくポカーンと見ていたのですが、その男性はずっと同じポジションのまま進んでいきます。

 「歩道で下ハンって!!!!!!!!!!!!

 も、もしかして練習されていたのでしょうか?? これは普通なんでしょうか???? 大体ドロップハンドルの自転車乗っている人は、メインストリートを突っ走っているロードの人か、僕と同じような小径車ドロップハンドルか、メッセンジャーの人と、流行のピストしかいないと思っているのですが、通常これらの人は、それぞれの得意分野の走行道路上では、ブレーキブラケットを持つか、それより手前を持っている人しか見かけなくて、下ハンで力を出し切っているような人はサイクリングロードのような前方の安全が確認し易いところでしか見たことが無かったのですが・・・正直ショックでした。
 ま、下ハンが通常のポジションなら、どんな場所でもそのポジションで乗車していることが普通だよね、などと自分に言い聞かせましたが、歩道であの前傾姿勢でゆっくり走る姿は、僕としてはすごいショックでした。 
 なぜあの緩い走りで下ハン持ってたかは謎です。 仕事中も気になって仕方がありませんでした。

 てなことを考えつつ、僕も明日、歩道で下ハンを持って走行することで悟りを開けるかもしれないと、変な期待をしてます。