レ・マイヨMの購入を考えている方へ - 購入直後

さて、前回は僕とレ・マイヨMとの馴れ初めを書いたわけですが、今回は納品直後のインプレッションを書きたいと思います。
Fretta Monocoqueに続い2台目の自転車も、実は勤務先に配送するように頼んであったので、運送屋さんがデカい箱をオフィスに持ってきて、それを受け取った僕は床を引きずりながら自席まで持ってきて、周りの目を気にしながらオフィス内で開封していました。


[納品直後の感想]
 まず納品された時に初めて現物を見た時の感想(レ・マイヨMを展示している店は無いもので、買ってから初めて本物が見れます)ですが、
  ・色が奇麗
  ・ホイールが意外と大きい
 です。


 「色が奇麗」とはどういうことなのか?
 パソコンのディスプレイでは、ただの白色だと思っていた「ライトニングホワイト」というレ・マイヨMの塗装・・・実物はただの白色ではありませんでした。
 純白ではなく、若干色が入った白色なのですが、なんと、光を当てると虹色になるのです!! おそらく一般的には「パールホワイト」と言われる色だと思いますが、光の当て具合で、いろいろな色に変化してみえます。 と言ってもそんなに大げさに変わるわけではないですよ!
 遠くから見たら普通に白色に見えますが、近寄ってみると、特に独特の形状をしたダウンチューブの凹凸部分が、光の当たり具合が一様でないために、虹色に光って見えます。


 「ホイールが意外と大きい」については、今まで乗っていたBianchi Frettaに装着されているホイールが18インチなので、20インチのレ・マイヨMのホイールも大差ない大きさだろうと考えていたのですが、これが意外と大きい。
 20インチには406と451という種類があるそうなのですが、それぞれホイールの外周径が違っていて互換性が無いものです。 レ・マイヨMには451のほうの20インチホイールが付いていて、これは20インチというよりは22インチの大きさに近いです。
 そのため、18インチのホイールと比較すると、かなり大きなホイールが付いている印象を受けます。 ※人間が乗ると「ホイール小さいなぁ」という印象に変わりますが。



[納品直後の乗車]
 勤務先に届いた日に、そのままレ・マイヨMに乗車して帰宅しました。
 なんせドロップハンドルの自転車に乗ったのは、中学生の頃(ロードマンです)なので、既に15年以上が経過しています。 こんなことを誰も信じないかもしれませんが、オフィスの中で試し乗りをして、ドロップハンドルの乗り方と、ギアチェンジの仕方を練習しました。
 いやー、昔はダウンチューブ(当時はそんな名前も知りませんでしたが)の左右に付けられている、チェンジレバー?でシフトしていたのに、今はブレーキレバーでシフトチェンジできるなんて・・・誰が考えたんでしょうね?


 そんなわけで、夜の大阪市内を帰宅したわけですが、まず何と言ってもブレーキが遠い!!。これは普段ドロップハンドルに乗り馴れていない人はキツいのでは??とか思いました。 多分レ・マイヨMは普段ロードに乗り馴れている人が乗れるような乗るような小径車なのかなと思いました。
 Frettaではハンドルが近すぎて困っていて、ちょうどハンドルバーに手首を載せるくらいが一番楽なポジションだったので、レ・マイヨMはちょうどくらいかなと思っていましたが、これは間違いでした。
 ドロップハンドルが久しぶりという方は、気をつけた方が良いと思います。ちゃんとブレーキレバーが握れなければ止まれないので、恐ろしいことになります。

 そして、乗り心地ですが、今まで乗っていた前後サスが付いている18インチホイールのFrettaとの比較になりますが、非常に乗り心地が良かったです。
 ホイールの径が大きいからか、標準のタイヤ圧が低いからか、細かい振動はあまり気になりません。 Frettaと同じくらいの小径車具合?で乗れます。 でも、やや大きな路面の凹凸は結構ダイレクトに伝わってきます。突き上げ具合がガッシリとしていて結構好みです。
 当然、力強く踏み込んだ時も、その力をすべてホイールに伝えてくれる感じです(※あくまでもFrettaとの比較)。 僕の場合は多くても1日100kmしか走行しないので、振動による疲れは「今日も自転車に乗ったなぁ!!」という疲労感を得るためには結構重要で、このガシガシとした作りは好みです。

 スピードを上げると、タイヤのブロックパターンが唸り始めるので、その音が気になる人は気になるでしょう。 僕は自転車の運転はかなり慎重にする派なので、例えば夜間の走行では、前にママチャリが走っていても、前方がハッキリしないときは追い越しをしません。 こういう時に、タイヤの音が響いてしまうと、ママチャリの後ろをずっと追いかけている状況なので、不審がられそうで嫌です。

 以前の日記にも書いていますが、Formulaというメーカーのハブのフリーは、結構音が大きくて、Frettaに付けているA-Classというブランドのフリーと同じくらい大きな音がなります。 走行性能とはあまり関係ないかもしれないけど、これも、ママチャリや歩行者への気付かれない対応としては僕的にNGで、普通くらいの音か無音だったらなぁと思いました。もしかするとフリー機構をグリスアップすればこの音が無くなるかもしれませんが、僕の場合はハブ自体を換えちゃいました。


つづく