VirtualBox v.s. Parallels v.s. VMWare Fusion
Office 2008 for Macを購入してしまったので、Macの仮想マシンでWindowsを動かす機会が少なくなったのですが、仕事でWindowsの開発をしないといけないっぽくなってきたので、どの仮想マシンを使うかを再度検討しています。
僕は、ず〜っとParallelsを使ってきたので、今後もParallelsを使っていきたいのですが、OSをLeopardに入れ替えてParallelsのバージョンが上がって、むちゃくちゃ重くなってしまった(初代Macbook黒)ので、新しいMacを買うか別の仮想マシンのソフトを入れるかで悩んでいるのです。
んなわけで、有名どころ(一個そうでないのも含まれてますが)をフィーリングで比較してみようと言う日記です。
・Parallels
Parallelsの使用感は基本的にVMWareとの比較になります。
ParallelsはゲストOSの裏側で動くツール(Parallels tools)が、Windowsサービスとしてインストールされるのが良いです。 これによって、起動直後にWindowsのログイン画面もコヒーレンスモードに出来るので、カッコいいです。 (でもVistaのログイン画面ではコヒーレンスモードにしても意味ないです。)
便利機能としてはMacのユーザーファイル(デスクトップ、ドキュメントなど)がWindows側のデスクトップ、ドキュメントとリンクさせられるので、ファイルは全てMac側で管理できるのもありがたい。(いちいちコピーしなくても良いのです)
Mac側のファイルをダブルクリックするとWindowsのアプリケーションで自動的に開いてくれるのもありがたい。
しかし、VMWareと比べてむちゃくちゃ重いような気がします。
・VMware Fusion
Parallelsが重すぎるので乗り換えてみました。
ちょっとは軽くなった気がするのですが、あまり変わらないかも。 ユニティというParallelsで言うコヒーレンスモードは、Windowsにログインしないとできないので、Macとの一体感が薄いです。 あと、Mac←→Windowsのファイルの共有の仕方が面倒くさい。
ちなみに開発用のWindowsサーバーとかLinuxサーバーは、全部VMWare GSX Server(今はVMWare Serverだっけ?)を使ってます。
・VirtualBox
今からインストールして試します。
・・・
いまやっとゲストOS(Vista Ultimate)のインストールが終わりました。
それにしてもVistaのインストーラーよ・・・
全てのディスクが読み取られるまで、コンピュータのそばにいてください
なんて、ユーザーにお願いをするとは、結構お茶目ですね。 僕がCD版のVistaを使っているからでしょうが。
VMWareと結構似ていますねぇ。 10分ほど触った感じだと、意外とサクサク動作するような気がします。 もうちょっと実際の仕事風に触ってみて、レポートします。
さて、ちょっと使ってみました。
VMWareで言うところのUnity、Parallelsで言うところのCoherence、VirtualBoxにもありました。
「シームレスモード」
うーんそのままですねぇ。 昔使ったCitrixのMetaframeと同じ表現です。
VMWareやParallelsと違って、Windowsのスタートメニューを隠すことは出来ません。
Mac<-->Winでのドラッグ&ドロップはできない。 出来るかもしれませんが、今回は共有する必要がないので、あまり深く調べる気もないし気にしません。
CDのイジェクトが、Mac側のイジェクトキーで操作できない。 VistaのExplorerでCDアイコンを右クリックして取り出すしか無い・・・
いろいろインストールしてみると、結局VMWareと同等の速度でしか動かないことが判明しました。 とはいえ、オープンソースになっている仮想マシンソフトでこれだけの動きをするのはスゴいと思います。
あ、いや、適当に締めちゃいましたけど、実際VirtualBoxはかなりスゴいですよ! 僕のニーズに合わなかったので冷めてますけど。